故柿谷純子がイギリスを訪れたときに古いキルトに出会いました。
英国でキルトに出会ったとき、キルトたちが私にささやきました。
「作って、作って。もう一度世の中の女の人に伝えて」と、本当に聞こえてきたのです。
もうなくなろうとするパッチワークキルトのテクニック。
私はキルトのささやきを忠実に守りました。次の世紀に消えてしまわないよう、
キルトの大好きな皆さまが、人類の宝物として伝えてほしいと思います。
キルトの模様のイメージは、草花の力強く美しい姿から、昔ながらの決まった直線の組合せから、
ローマ時代のタイルから、石だたみの道から、次々と好きな模様が浮かんできます。
模様を通して、その国、その時代の特徴が伝わります。
自分の手でしっかり歴史にかかわっている満足感に浸って、キルトの作業を進めます。
布に長い命を吹き込むために。
*1995年発行「マザーズキルト パッチワークキルトと木の家具と」柿谷誠 柿谷純子著 ㈱雄鶏社 より抜粋
*1972年 マザーズキルト創立。
マザーズキルトでは、柿谷純子が始めた技法を受け継ぎ、自然の素材(糸・布・綿はすべて木綿)にこだわりキルトを制作しています。
またマザーズキルトでは、飾るキルトではなく、日々の生活の中で使うキルトを制作しています。
毎日家族と気持ち良く生活したいという思いから、子供にも環境にもやさしい自然素材を使用しています。
現在、3年ごとにキルト展を開催しております。
KAKIのショールームにて、キルトの作品を手に取ることができます。実際に自然素材の肌触りを感じてみてください。
マザーズキルト代表 柿谷 堪子
■2024年10月マザーズキルト展(会場:TOYAMA キラリ5階)のようす
■10月8日(火)~11日(金) マザーズキルト展を開催いたします。
<会場>富山市ガラス美術館(TOYAMA キラリ)5F ギャラリー1・2にて
<アクセス>〒930-0062 富山市西町5-1 076-461-3100
恒例の3年に一度のキルト教室の作品展です。
マザーズキルト教室では、日々の暮らしで気持ちよく使うキルトを制作しています。
肌触りのよい木綿素材にこだわり、キルトは使えば使うほど愛着のある表情になります。時間をかけて作ったキルトをぜひ触っていただき、気持ちよさを体感してください。
会場でお待ちしております。
干支キルトのタツです。
■2022.11.2(水)~6(日) マザーズキルト展 のようすです。(目黒区美術館内 区民ギャラリーにて)
■2022.11.2(水)~6(日) マザーズキルト展
□場所:目黒区美術館内 区民ギャラリーにて(目黒区目黒2-4-36)
□時間:10時~17時(最終日は15時まで)
★多くのお客様にお越しいただき、本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
パッチワークで作った干支のウサギです。
キルト教室では、季節の小物(クリスマスキルト、ベビーキルトなど)も制作しています。
<連絡先>
マザーズキルト
(KAKI'sカフェ店内)
住所:富山県富山市粟巣野
TEL:076-481-1484(10時~17時)
(KAKI'sカフェと同じ連絡先です。)
*お問合せフォームはこちらから。